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日記を主に、SSやイラスト,ネタバレ前回の語りなど。 何が飛び出すか分かりまセン。
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――――猫を拾った。



あいにく、動物は好きな方ではない。
ただ、自分でも意外なことに、どうやら行く宛てのないケガをしているらしいその猫を、そのまま放置する気にはなれなかったらしい。

連れて帰って、手当てをして。
そのうち勝手に出て行くだろうと思って放置していたら、いつの間にか猫は住み着いてしまった。

確かに連れ帰ったのは自分だが、勝手に住み着いたクセに始めのうちは警戒していた、猫。
別にどうこうするつもりはなかったので適当に相手していたら、何故だか少しずつ懐くようになった。





猫の名前を知ったのは、拾ってから一週間経ってからのこと。



名を、スパーダ・ベルフォルマというらしい―――








(拍手より再録)
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簡単なキャラ設定を。

スパーダ
有名私立高校の2年。不良で、家にはめったに帰らず補導されそうになってはルカのところに頻繁に押し掛けていた。
現在は新たに家出先を得て、そこに入り浸っている。

リカルド
少年課の刑事さん。喧嘩で怪我をしたスパーダを保護して世話したら家に居座られるようになった。
亡き両親の残した家に一人暮らし中。

ルカ
スパーダと同じ私立高校の1年。初めはスパーダに絡まれてたのだが、今では良き友人。
若干、電波キャラ。

イリア
カトリック校の高等部1年。スパーダ達の通う高校とは交流が深い。
(出会い話は後に書くけど)イリアが変な男達に絡まれているところを助けようとしたルカが逆にやられそうなところをスパーダに助けられて以来、何かと付き合いがある。

エルマーナ
イリアと同じカトリック校の中等部1年。
孤児で、援助を受け学校に通いながらも、小さな子供達の面倒をみている。

アンジュ
イリア達の通う学校にいるシスター。
スパーダ、ルカ、イリア、エルとは学校の行事などで知り合ったのだが、実はそれ以前からリカルドとは茶飲み友達。

※アンジュの立場上、若干宗教的な内容に触れることも稀にあると思いますが、なにぶんキリスト教徒ではないため間違ったことも書いてしまうかも知れません。
できるだけ調べてから文章として触れるよう努力しますが、その点はご了承下さい。
……その前に、なるべくその方面に触れないようするつもりですが。



そのうちどんどん追加、変更がしていくと思います。

(企画部屋より移動)

 

なかったことにしよう。
そう言った男の視線は、かつてない程に冷え切っていた。
少し前までは確かにあった温もりは、もうそこにはない。
男の言うように、終わりなのだ。もう、自分たちは。
泣きたくなる程に幸せだった日々を全て無かったことにしたいというのならば、今更自分がどんなに足掻いても、もう彼に想いは届かないのだろう。
ならばせめて最後に…。女々しくも、そう望んだ。
これで最後だから。そう言い受け入れた男の視線は冷たくて、それなのに触れる指先はいつものように優しくて。
ああ、馬鹿だなと思った。
何を思って自分を突き放そうとしてるかまでは分からないけど、それ位は分かる程に、浅い付き合いでも薄い想いでもなかっただろ?
だから、微笑ってやった。
総てを受け入れてやれる程には、愛してんだよ。バーカ。




≫突発的超短文



 


一歩足を踏み出す毎にヒールの音が鳴る。
本来の目的を考えると考慮する必要のないそれに無意識の内に気を配り辿り着いた先に、彼女はいつものように横たわっていた。
純白のシーツの海にそのしなやかな曲線を描く肢体を沈め、陽光をそのまま細く梳いたような金糸を散らした姿で。
金の扇に縁取られた空のように澄み渡った蒼は、まだ見えない。気配を殺しているとはいえ、彼女はジェイドが傍に居ることに気付いていないようだ。
枕元にそっと腰を降ろせばその体重の分だけベッドは沈み込んだが、スプリングの不快な音は鳴らなかった。それはただ存在を許容するかのようにジェイドを受け止める。
顔に掛かる金糸を払い耳元で囁いたのは、やはり目的に反し小さな声。

「ピオニー陛下、起きて下さい」

とろり、蜂蜜を流し込むような甘い声。彼女が起きている時に口にすることは決してない。

「ピオニー…」

名を呼び頬に指を滑らせるが相変わらず彼女に起きる気配はない。ただ桜色の唇からは小さな寝息が零れるだけだった。なんとなしに、それを眺め。
それからジェイドは彼女の唇を、己のそれで塞いだ。
本当に、触れるだけの口付け。けれども確かに伝わる柔らかな弾力と温もりに目眩がする。まるで子供の戯れのようなキスだったが、彼女との触れ合いはただそれだけでジェイドを陶酔させた。
だが。

「……お姫様は王子様のキスで目覚めるというけれど、貴女は私の口付けでは目覚めてくれないのですね」

ポツリと呟き小さく苦笑を滲ませて。それから立ち上がったジェイドは、窓を開け部屋に朝の空気を招き入れる。
そしてさも今来たかのように、当初の目的通り彼女を起こしにかかるのだ。いつものように。

「陛下!今何時だと思ってるんです?さっさと起きなさい!」
「ん~?…ジェイ、ド?」
「ほら、寝ぼけてないで早く起きなさい」
「あと5分…」
「実際に5分経っても起きない人が何を言ってるんです」
「う゛~~」

長い攻防の末に漸く諦めたのか、ピオニーはシーツの中からチラリと視線をジェイドに投げかける。

「……何です?」
「おはようのちゅーは?」
「はい、バカなことを言ってないでさっさと夜着から着替えましょうねー」
「んだよ、オレとお前の仲だろ~?」
「はいはい、勝手に言ってなさい」

とりあえずはピオニーに起きる意識があるらしいことだけは確認したジェイドは、もう用は済んだとばかりに彼女に向かって背を向けた。
それは、先程までの様子を微塵も感じさせないいつも通りのジェイドだ。
しかし。

「変わり身の早いヤツめ」

低く唸るようにピオニーは呟く。
それを聴きとがめたジェイドだったが、ピオニーがべっつにー?とそっぽを向いて答えると、それ以上彼は何も追求してくることは無かった。
ジェイドも退室し一人きりになった部屋で、誰に聴かせるでもなくピオニーは小さく漏らす。

「…明日は目、開けてみるかなぁ」

毎朝のその儀式にピオニーが気付いたのは少し前のこと。
ジェイドの様子から、それはピオニーが気付くよりは前から続けられていたのだとは分かったが、前々から好きだ愛してるだの囁くピオニーを歯牙もかけなかった彼の突然の行動の真意が読めずに様子を伺っていたのだが。彼の、自嘲を含んだ呟き…しかもおそらくは限りなく本音に近いそれを聴いた今、もう行動に移して良いのではないか。ピオニーはそう思ったのだ。

「なんだかなぁ」

零れたのは苦笑。いまだに動き出すことの出来ない、自分たちに向けたもの。
さて。彼女のとった行動に、彼はどんな反応を示すのだろう?

 

 

------------------

どうも、こんばんは。まだまだ女帝ブームの吹き荒れている川崎です。
つか、私がジェピを書く場合は無駄に女帝にしないと気が済まないのではないかと気がつきました。
川崎のが書くジェピは、ピオニーがあからさまに猛アタックしてて、ジェイドが内心相手のことが好きなのに受け入れずに逃げ回っている、というのが基本的なスタンス。でもそれを取っ払おうと女帝じゃないジェピをイメージしたら、ジェイドが黒くてピオニーが可哀想な裏話が思い浮かんだんですがどうしましょう隊長。某日のエチャトークの言葉で表すならレベル10ですよあはははは。
さて困ったなー。

 

 

「ヴァンデスデルカ!」

短い金糸を揺らし駆け寄るまだ幼さの残る少女。預言により次女でありながら次期ガルディオス家当主と定められ、最近まで男として育てられてきた名残はまだ色濃く残っている。
それでも、彼女はいずれ婿を取り跡継ぎを残す女性。性を偽る必要のなくなった今、彼女の姉と教育係の努力のかいあって、日に日に彼女は美しさを増していく。
だがそうとは言っても長年の習慣はそう簡単には抜けないのだろう。淑女らしからぬ勢いで駆け寄り抱きついてくるガイに、ヴァンはバランスを崩しながらもしかと抱きとめた。

「危ないですよ。ガイラルディア様」
「でも、大丈夫だっただろう?きちんとお前が受け止めてくれた」

そう言って、腕の中でガイは悪戯っぽく笑ってみせる。子供のように。まだあどけなさの残る顔で。
そんなガイが、ヴァンにとって主人に対する敬愛以上に愛しいと感じる存在だった。
まだガイが男として育てられていた間は抑えられると思っていた想いは、彼女が美しくなるにつれて益々膨れ上がり抑えられそうにもない。

「…それでも、危ないものは危ないのですよ。気を付けて頂かないと私の身が保ちません」
「何を言ってるんだ。オレはお前のことを信用してるんだぞ?」

可愛らしく小首を傾げ、信頼の意をただ真っ直ぐな瞳で伝える。
それに…。と、小さな身を伸ばし耳元で囁くのは、ヴァンにとっては甘美なる毒となりジワジワと内へと侵食する。

「オレだけの騎士殿が、ずっと傍で護ってくれるんだろう?」

(ああ、本当にそう出来るというのなら、私はどれほど幸せだというのだろうか)

「お姫様と王子様の物語も嫌いじゃないけれど、姫と騎士の恋物語だっていいじゃないか。……それともヴァンは、オレのことが嫌いか?」

そう訊ねるガイは、とうにヴァンの気持ちなど気付いているのだろう。
真っ直ぐに見詰める碧が、ただ答えを求めている。

「…いいえ」

これほどまでに愛しいというのに、嫌いになどなれるはずもない。首を振り否定するが、それではガイも満足しない。

「お前の言葉ではっきりと告げて欲しい」

明確な答えを。その、口から。
真摯なその碧に、誤魔化しは通用しないと、ヴァンはそう感じた。
ならば告げてしまおうか。

「―――貴女をあらゆる災いと悲しみから護りたい。騎士としての役目ではなく、貴女を愛する一人の男として」

告げたのは、嘘偽りのない真の想い。
まさか本当に、想いの丈を伝えてくれるなど思わなくて。けれどもそれは確かにガイに伝わった。驚いたように目を見開いたその次の瞬間には、花が綻ぶように綺麗な笑みを浮かべたのだ。

「やっと言ってくれた…。ずっと待ってたんだぞ?」
「申し訳ありません。けれども一度口にしてしまった今、躊躇う必要はありません。貴女が望むのならば何度でも伝えましょう。
愛しています、

 

 


 

―――――ガイ

 

 

 


、ガイ?大丈夫ですか?」

ぼやけた視界の中映るのは、見慣れた天井と心配そうに覗き込む愛する恋人の姿。
寝起きでまだ上手く働かない頭で、どうして自分は此処にいるのかとガイはぼんやりと考えた。
珍しく二人の休みが重なったから、久しぶりにジェイドの屋敷で一瞬に夕飯をとり、たわいもない会話を楽しみ、それから寝所を共にして。
此処はジェイドの屋敷の寝室だ。あの、失われた故郷の大地ではない。

「あ、れ…?夢?」
「何か、嫌な夢でも?」

ジェイドの白く細い指がガイの目元をそっと撫でる。その彼の仕草で、ガイは漸く自分は泣いていたのだと気付いた。
首を振り先のジェイドの問いを否定する。
嫌な夢などではなかった。寧ろ…

「…幸せな、夢だった」

幸せ過ぎて残酷な夢だった。
そうであって欲しいと過去に何度も望みそして諦めた、訪れることのなかった一つの未来だ。
故郷は失われ、そして愛を囁いた男はこの手で殺した。決して叶うことのない幸福な夢。

「ごめん、ジェイド」

顔を見られたくなくて、ジェイドの肩に顔を押し付ける。彼はただ、何も言わずにガイを抱き締めてくれた。
なんて酷いオンナなんだとガイは自嘲する。
愛する男の腕の中で、別の男を想い涙する。なんて最低なんだろう。
それでも涙は止まらなかった。

 

 


男の腕の中で見た夢は、それでも幸福といえたのだろうか?

 

 

 


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にょガイにする意味が自分でも分かりません!(逝ってこい)
ホド未崩落パロのヴァンガイと見せかけて、実はジェイガイでした。なオチ。
ホド未崩落パロは本気で楽しいので、通常ガイ様でまた書きたいなー、なんて願望はあります。
にょガイでもガイ様の髪は短くて欲しいという願望から、不思議設定になりましたけど気にしないで下さい。ストーリー沿いだと性別を偽ってファブレ邸で働いてた、で設定は十分だけど、ホド未崩落だとガイ様普通に髪伸ばしてそうだったんだもの…。
ジェイガイが入ったのは本能です。ええ、本能ですとも。


 


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